フォロ・ロマーノのはずれに、小さな教会がある。案内板には、「聖ペテロと聖パウロの牢獄」とあって、ローマに来て以来気になっていたのだけれど、この前を通るたびに、いつも昼休みやら閉館時間後で中に入るチャンスを逸していたが、先日ついに潜入することができた。

ペテロはイエス・キリストの十二弟子の一人で、キリストに「…私はこの岩(=ペテロ)の上に教会を築く。…あなたに天国の鍵を授ける。…」(マタイ福音書16章)と言われた人物。それゆえ、ローマカトリック教会では初代教皇とされていて、関係する紋章には必ず日本の交差する鍵があしらわれている。晩年ローマに伝道しにきて迫害に会い捕らえられて殉教。
パウロは初めキリスト教を激しく迫害する人物だったが、迫害遠征途上で復活した後のキリストに出会い回心し、各地を伝道してまわった。当時信徒らに書いた手紙が、数多く新約聖書におさめられている。晩年エルサレムで捕らえられ、ローマ市民権を持っていたために裁きを受けるためにローマに送られる。囚人の身でありながら活発に伝道活動を続けた。

ローマカトリック教会の言い伝え?によると、ローマで、ペテロとパウロは再会を果たしており、その様子を描いた絵画も残っている。そこらへんの真偽はよくわからないけれど、ともかくどちらも、この牢獄につながれていた、ということらしい。でもさすがローマ、メインはペテロのようだ。地下に下りる階段の壁にペテロの頭が押し付けられた痕。牢獄にある小さな祭壇に刻まれた十字架は上下逆(ペテロは、キリストと同じように十字架にかかるのは恐れ多いと、逆立ち状態で十字架にかかった)。祭壇の左に鉄柵で囲われているのは、囚人がつながれた柱。
聖書を読んで知っている、実際に生きていた2000年程前のあの人物が、ここにつながれて苦しんでいたのかもしれない、と思うと感慨深い。
牢獄は地下にあり、そこに下りる階段の途中に「ペテロが獄吏に頭を壁に押し付けられた時の痕」があった。

これは、本当なのだろうか…。

ペテロはイエス・キリストの十二弟子の一人で、キリストに「…私はこの岩(=ペテロ)の上に教会を築く。…あなたに天国の鍵を授ける。…」(マタイ福音書16章)と言われた人物。それゆえ、ローマカトリック教会では初代教皇とされていて、関係する紋章には必ず日本の交差する鍵があしらわれている。晩年ローマに伝道しにきて迫害に会い捕らえられて殉教。
パウロは初めキリスト教を激しく迫害する人物だったが、迫害遠征途上で復活した後のキリストに出会い回心し、各地を伝道してまわった。当時信徒らに書いた手紙が、数多く新約聖書におさめられている。晩年エルサレムで捕らえられ、ローマ市民権を持っていたために裁きを受けるためにローマに送られる。囚人の身でありながら活発に伝道活動を続けた。

ローマカトリック教会の言い伝え?によると、ローマで、ペテロとパウロは再会を果たしており、その様子を描いた絵画も残っている。そこらへんの真偽はよくわからないけれど、ともかくどちらも、この牢獄につながれていた、ということらしい。でもさすがローマ、メインはペテロのようだ。地下に下りる階段の壁にペテロの頭が押し付けられた痕。牢獄にある小さな祭壇に刻まれた十字架は上下逆(ペテロは、キリストと同じように十字架にかかるのは恐れ多いと、逆立ち状態で十字架にかかった)。祭壇の左に鉄柵で囲われているのは、囚人がつながれた柱。
聖書を読んで知っている、実際に生きていた2000年程前のあの人物が、ここにつながれて苦しんでいたのかもしれない、と思うと感慨深い。
牢獄は地下にあり、そこに下りる階段の途中に「ペテロが獄吏に頭を壁に押し付けられた時の痕」があった。

これは、本当なのだろうか…。
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