我が家の玄関の扉。手前、左に見える白い扉はこのヴィラの入り口。
扉本体は蹴りをいれれば穴が開きそうな、裏・表に板を張り合わせたような軽いもの。
下の写真は、なんていうのこの部分…。とにかく、こじ開けられた時はここをやられたみたい。元々入居した時にこの部分が壊れかけていて、よっぽど家主に取り替えを頼もうと思っていたら、言い出す前に工具箱を持ち込んで、釘やらネジやらをやたらぶち込んで修理してくれたので、機会を逸してしまっていた。。。
扉の上にはガラスがはめてある。このヴィラは多分築60〜70年くらいで、この扉はその当時以来のものだろう。このような型はトビラ屋に言わせれば、今では特殊な部類に入るらしい。
で、
扉をドロボーに破られたのが6月初め、たしか4日とか5日あたり。とりあえず家主が再び応急処置をしてくれ、その2〜3日後「新しい扉に付け替えよう」と申し出てくれた。で、その数日後、事件の約一週間後(きっと12日とかそのあたり)にトビラ屋が測量にやって来たらしい。そして時は流れ、僕もイタリアに帰り着きそろそろ2週間も経とうかという7月11日に、家主の再三の催促の甲斐あって、やっと来てもらえることになった。当日はたまたま他の二人は外出する予定だったので、僕が留守番で、トビラ屋を待った。午前中、割と早い時間にベルが鳴り、これは今日中にすむかな、と期待に胸を膨らませ玄関を開けるとそこに立っていたのはGパンにTシャツの、ごく普通の出で立ちの若者二人。内一人は手に巻き尺とメモ用紙を持っていた。はぁ?…。しばらく言葉を失いつつ作業を見つめていた。上のガラスがどうとかべちゃべちゃしゃべりながらタテヨコ巻き尺を当て、「そこもちょっと見とくか」と蝶つがい側の木の枠を壁からメリメリ半はがしにして、壁がどこまであるか確認して、じゃまた、とばかりに帰ろうとするのであわてて、
「おぅ、新しい扉はいつ来るのよ?こちとらもう1ヶ月も待ってるアルヨ」とやると、
「できるだけ早くな」といい残して去ってしまった。
そして今朝。家主の奥さんが「まったくもう、やんなっちゃうわねぇ」と、次の月曜日に今度は枠屋さんが測量に来る、と伝えに降りて来た。
・・・・・・・。
イタリアでは、ほぼ一斉に皆が休暇を取る時期が刻一刻と迫っている。
ほんと、まったくやんなっちゃう、だ。ローマ以南の言葉で言うと、
「おぅ、新しい扉はいつ来るのよ?こちとらもう1ヶ月も待ってるアルヨ」とやると、
「できるだけ早くな」といい残して去ってしまった。
そして今朝。家主の奥さんが「まったくもう、やんなっちゃうわねぇ」と、次の月曜日に今度は枠屋さんが測量に来る、と伝えに降りて来た。
・・・・・・・。
イタリアでは、ほぼ一斉に皆が休暇を取る時期が刻一刻と迫っている。
ほんと、まったくやんなっちゃう、だ。ローマ以南の言葉で言うと、
MANNAGGIA LA MISERIA!!!
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